ご挨拶
文化財の研究や展示におけるアナログとデジタルの手法の融合は、この十数年で広く普及しました。両者の相互補完的な統合によって分野横断的な活動が加速され、研究や教育において新たな価値や革新が生まれることも期待されています。
DMC研究センターでは、慶應義塾が所蔵する貴重な文化財や遺跡に直接触れるアナログな体験を重要視するとともに、これまでに蓄積されてきた知的資産を再解釈して新たな価値や視点を見いだすことを可能とする斬新なデジタル環境を、さまざまなプロジェクトによって構築してゆきます。
デジタルメディア・コンテンツ統合研究センター 所長
大川 恵子