2019年度 シンポジウムSYMPOSIUM of 2019

           シンポジウム
DMC 研究センターシンポジウム 第9回

大学教育のミライ:オープンエデュケーションのその先へ


慶應義塾大学デジタルメディア・コンテンツ統合研究センター(DMC 研究センター)では、2019年11月20日(水)に「DMC 研究センターシンポジウム――第9回 大学教育のミライ:オープンエデュケーションのその先へ」を開催しました。

主  催:慶應義塾大学デジタルメディア・コンテンツ(DMC)統合研究センター

開催日時:2019年11月20日(水)14:00〜19:00(含・交流会)

(プレイベント:12:30〜13:45 ラーニングデザインワークショップ)

開催場所:慶應義塾大学日吉キャンパス来往舎2F大会議室
チラシはこちらをご覧ください。



シンポジウム2018-ポスター画像

慶應義塾大学は、2016年、英国に本部をおくグローバルなソーシャルラーニングプラットフォームであるFutureLearnのパートナーとなり、現在までに7つのコースを開発、開講してきました。190カ国から述べ6万人以上が登録し、世界中から多くの学習者が慶應のコースを通して活発にコミュニケーションをとりながら学んでいます。また、既に国内の複数の大学がedX、Courseraといったそれぞれ特色のあるグローバルなMOOCプラットフォームで学びの場を提供しています。

この小さなシンポジウムでは、慶應義塾大学を含むいくつかの大学での経験を共有し、参加者とともに、これからの大学や学びについて考えていきたいと思います。

<プログラム>

※司会進行:安藤広道(慶應義塾大学文学部教授・DMC研究センター副所長)

13:30 開 場


14:00-14:15
ご挨拶

  •   ・青山 藤詞郎(慶應義塾常任理事)
  •   ・重野 寛 (慶應義塾大学理工学部教授/DMC研究センター所長)


14:15-15:30
講演〜グローバルMOOCの経験から〜


グローバルMOOCでコースを開講し、世界に開かれた学びを届けている大学の担当者・コース担当者の皆様にご登壇いただき、知見や経験を共有していただきます。

大学、受講者、教育者、運営側等、それぞれの視点から、MOOCは大学にとって何なのか、どのような「場」になるべきなのか参加者の皆さんと考えていきたいと思います。

  •  ・大川 恵子(慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科教授/DMC研究センター副所長)
  •  ・森 秀樹(東京工業大学教育革新センター准教授)
  •  ・藤本 徹(東京大学大学院情報学環・学際情報学府講師/大学総合教育研究センター講師)
  •  ・佐々木 孝浩(慶應義塾大学付属研究所斯道文庫・文庫長)


15:30-16:00
デモ説明・休憩

16:00-16:30 パネルセッション1:オンライン教育が大学をどう変える?


MOOCを含むオンライン教育の可能性、有効性はすでに広く認知されていますが、日本での大学教育への影響はまだ限定的という現状があります。今後、大学の担う役割にどのように貢献できるのか?また、日本においてそれを実現するためには何が欠けているのか?マイクロクレデンシャルやブレンデッドラーニングなどにも触れながら議論します。


 パネリスト:

  •  ・森 秀樹(東京工業大学教育革新センター准教授)
  •  ・藤本 徹(東京大学大学院情報学環・学際情報学府講師/大学総合教育研究センター講師)
  •  ・大川 恵子(慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科教授/DMC研究センター副所長)

 モデレータ:

  •  ・重野 寛 (慶應義塾大学理工学部教授/DMC研究センター所長)


16:30-17:45
パネルセッション2:オンラインで世界に開く日本の文化財


近年、大学や研究所等の研究機関の活動のひとつとして、文化財の保存・活用を図るためのデジタルデータ化やアーカイブ化が進められている。このセッションでは、MOOCでの取り組みを含め、教育の視点から文化財を捉え、国内に存在する多様な文化財を世界に発信・共有していくことの意義、挑戦、今後について議論します。


 パネリスト:

  •  ・松田 隆美(慶應義塾ミュージアム・コモンズ機構長/慶應義塾大学文学部教授)
  •  ・本間 友(慶應義塾ミュージアム・コモンズ専任講師/慶應義塾大学アート・センター所員)
  •  ・カラーヌワット・タリン(ROIS-DS人文学オーブンデータ共同利用センター、国立情報学研究所特任助教)


 モデレータ

  •  ・宮北 剛己(慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科特任助教/DMC研究センター研究員)


17:45-18:00
クロージング


18:00-19:00
交流会・デモ


慶應義塾大学が開講している各コースを説明するデモブースを中心に自由に議論できるカジュアルな交流会です。お気軽にご参加ください。


《プレイベント》

Keio-FutureLearnラーニングデザインワークショップ


主  催:慶應義塾大学FutureLearnチーム

開催日時:2019年11月20日(水)12:30〜13:45

開催場所:慶應義塾大学日吉キャンパス来往舎2F中会議室

シンポジウムに先立ち、慶應義塾大学FutureLearnチームがコース開発の第1ステップとして担当教員とともに必ず実施している、ラーニングデザインワークショップのミニ版を体験セッションとして開催します。このワークショップは、英国のKings College Londonが開発し、FutureLearnがカスタマイズしたものをベースに、Keio-FutureLearnチームがローカライズして利用しているものです。FutureLearnでのコース開発に興味のある方はぜひご参加ください。




==== 当日の様子 ====

●ご挨拶

・青山 藤詞郎(慶應義塾常任理事)
・重野 寛(慶應義塾大学理工学部教授/DMC研究センター所長)



●講演〜グローバルMOOCの経験から〜


・大川 恵子(慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科教授/DMC研究センター副所長)



・森 秀樹(東京工業大学教育革新センター准教授)



・藤本 徹(東京大学大学院情報学環・学際情報学府講師/大学総合教育研究センター講師)



・佐々木 孝浩(慶應義塾大学付属研究所斯道文庫・文庫長)



●パネルセッション1:オンライン教育が大学をどう変える?

パネリスト

・森 秀樹(東京工業大学教育革新センター准教授)
・藤本 徹(東京大学大学院情報学環・学際情報学府講師/大学総合教育研究センター講師)
・大川 恵子(慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科教授/DMC研究センター副所長)

モデレータ:

・重野 寛 (慶應義塾大学理工学部教授/DMC研究センター所長)



●パネルセッション2:オンラインで世界に開く日本の文化財


パネリスト:

・松田 隆美(慶應義塾ミュージアム・コモンズ機構長/慶應義塾大学文学部教授)
・本間 友(慶應義塾ミュージアム・コモンズ専任講師/慶應義塾大学アート・センター所員)
・カラーヌワット・タリン(ROIS-DS人文学オーブンデータ共同利用センター、国立情報学研究所特任助教)

モデレータ:

・宮北 剛己(慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科特任助教/DMC研究センター研究員)



話題提供:松田 隆美(慶應義塾ミュージアム・コモンズ機構長/慶應義塾大学文学部教授)



話題提供:本間 友(慶應義塾ミュージアム・コモンズ専任講師/慶應義塾大学アート・センター所員)



話題提供:カラーヌワット・タリン(ROIS-DS人文学オーブンデータ共同利用センター、国立情報学研究所特任助教)



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